Brewer's Note 〈蜂蜜茶醸酒 - アールグレイ〉

鹿児島県志布志で育ち造り熟成させた、べにふうきの一番茶を主軸に、果実のような甘い香りをたのしめるようブレンドして仕上げた、日本の紅茶。これに国産のベルガモットを加えて国産アールグレイをイメージして作った蜂蜜茶醸酒です。

ベルガモットは尾道で有機栽培を営む農家さんから直接仕入れ。新鮮な果汁由来の爽やかな酸味とピールの溌剌とした香り。

キーとなるお茶は「茶業と挑戦に、火入れする」を掲げる堀口製茶から全量仕入れ。
ベルガモットとの相性やアールグレイらしさを引き出す茶葉の選定を東京・wacasuのオーナー多治見さん全面監修のもと行い、共同仕込み。

茶葉と一緒に削りたての旬なベルガモットを加えてお湯で一緒に抽出した自家製アールグレイに蜂蜜を混ぜました。
発酵による香りを控えめにするために比較的低温で長時間発酵させました。

火入れをすると茶葉の繊細なニュアンスを壊してしまう可能性があるので、熱処理をせずに、瓶内一次発酵で詰めました。フレッシュに楽しんでみてください。氷を1つ加えても◯。

取り扱いはすべて「大隅茶全」から。

お問い合わせはこちらから〉https://sazen.jp/
Instagram 〉https://www.instagram.com/ohsumisazen


〈東京→ 志布志→野洲〉

このプロジェクトは東京・wacasuのオーナーである多治見さんとの出会いから。
初めて出会ったのが一昨年の夏過ぎ。

もじゃもじゃカラフルな人が工場にきた────

工場を見て、色んなことに興味を持ってくれて、気づくと絡みつく疑問もないまま「お茶使ったミード作りましょうよ」となっていました。

隣町のように東京と滋賀を行ったり来たりする多治見さん。
同じ用に志布志にも隣町感覚で誘ってもらって、ぴゅっと行ってきたANTELOPEです。
そこで出会ったのが今回使わせていただいた「堀口製茶」さんのみなさん。

代表の大輔さんはお茶業界の大谷翔平として常に挑戦を続けているようです。
でもいつも至極ハードワークなので多治見さんと飲みにいっても、いつもどこかで寝落ちしちゃってる。そんな全方向から愛され、挑戦しようという気力を与えてくれる大輔さんです。

〈Tasting Note〉
度数は8%。圧倒的なアールグレイ茶葉の香りに包まれるような体験から始まります。ドライで適度な酸味を帯びた液体は少しレモンを落とした紅茶のよう。軽いボディーなので昼下がりから十分活躍してくれます。おすすめのペアリングはスモークサーモンのベーグルサンド、柑橘を使ったパウンドケーキ、クロワッサン。

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スタイル:蜂蜜茶醸酒 - Gleen Tea Mead
ABV(アルコール度数):15%
炭酸:なし
内容量:750ml, 500ml
原材料: 蜂蜜(ミャンマー産)、緑茶(ゆたかみどり)
甘さ(10段階):3(Semi-Dry)
飲み頃温度:セラー(8-16℃)
ペアリング:地鶏の炭火焼、白和え、あんバターサンド