“同じ目線で楽しむ”から生まれる優しい接客 - KURUTO 山本さん

2025年8月、大阪・南堀江にオープンした〈KURUTO〉。スタッフ全員が「本当に好きなものだけを推す」温度のあるお店です。迎えてくれた山本さんは、明るくて、人との距離の取り方がとても自然。



出会いは試飲会の一瞬の空気

ミードと出会ったのは大阪の試飲会。

「知らないお酒なのに飲みやすい。しかもANTELOPEさんのブースが一番楽しそうだった(笑)」

その“空気のよさ”が導入の決め手になりました。

 

お迎え当日:棚に並べた瞬間しっくりきた

KURUTOの木の棚にミードを並べてみたら、びっくりするほど馴染んだと言います。

「絶対売れると思ったんです。でもスタッフはみんな不安そうで(笑)でも私は強気でした。」

実際には、棚の前でお客さんと話すきっかけになったり、スタッフ同士でおすすめしあったり、思わぬ“良い流れ”が生まれました。

 

山本さんが大切にしている“同じ目線”という愛

山本さんが語る愛の形はとてもシンプルです。

「どちらかが無理するような関係は不自然。同じ目線でいられる時に、いちばん自然な愛が生まれるんだと思う」

これは接客も同じ。

お客様にも作り手にも上下をつくらない。ただ“同じ高さ”で好きなものを伝えるだけ。その姿勢が、KURUTOの気持ちよさを形づくっています。

 

おわりに

気取らず、押しつけず、ただ“好きなものを好きと言える場所”。

KURUTOの居心地の良さは、山本さんの 自然体で、無理のない愛し方が静かに店全体へ広がっているからでした。