紅茶と烏龍茶の間に位置する75%発酵茶葉である堀口製茶オリジナルのウーロンブラックのみを潤沢に使用した蜂蜜茶醸酒。
キーとなるお茶は「茶業と挑戦に、火入れする」を掲げる堀口製茶から全量仕入れ。
歴史を紡ぎ誕生した堀口製茶オリジナルのウーロンブラックを裁断歩合を変え、淹れるタイミングを変え、膨らみのある味わいの層を作り込みました。
茶葉のポテンシャルを最大限引き出すために東京・wacasuのオーナー多治見さん全面監修のもと、共同仕込みを行いました。
今回3種リリースする中では一番最初に仕込んだミードなので、ここから堀口製茶とwacasu、ANTELOPEの物語の始まりの作品です。
ウーロンブラックの特徴をはっきりと出すべく、お湯出しの方法にもこだわり、味が出るまで何度も熱の入れ方などを見直しました。そして濃いめに仕込んだお茶に蜂蜜を混ぜ、プラムのような酸と香りが特徴の酵母で高温発酵させました。
発酵終了直前にも再度、茶葉を瞬間的に液体に漬け込み、そのまま木樽で熟成を取りました。瓶内二次発酵でのフィニッシュです。
取り扱いはすべて「大隅茶全」から。
お問い合わせはこちらから〉https://sazen.jp/
Instagram 〉https://www.instagram.com/ohsumisazen
〈東京→ 志布志→野洲〉
このプロジェクトは東京・wacasuのオーナーである多治見さんとの出会いから。
初めて出会ったのが一昨年の夏過ぎ。
もじゃもじゃカラフルな人が工場にきた────
工場を見て、色んなことに興味を持ってくれて、気づくと絡みつく疑問もないまま「お茶使ったミード作りましょうよ」となっていました。
隣町のように東京と滋賀を行ったり来たりする多治見さん。
同じ用に志布志にも隣町感覚で誘ってもらって、ぴゅっと行ってきたANTELOPEです。
そこで出会ったのが今回使わせていただいた「堀口製茶」さんのみなさん。
代表の大輔さんはお茶業界の大谷翔平として常に挑戦を続けているようです。
でもいつも至極ハードワークなので多治見さんと飲みにいっても、いつもどこかで寝落ちしちゃってる。そんな全方向から愛され、挑戦しようという気力を与えてくれる大輔さんです。
〈Tasting Note〉
度数は12%。プラムやパッションフルーツの香り。その奥からウーロン茶のような香ばしさが暖簾を潜ったかのようにおしとやかに現れます。発泡してますので冷やしてお楽しみください。おすすめのペアリングは鴨のロースト、エスカベッシュ、ドライいちじく。バーでも、レストランでもあたらしいお茶の文化をお楽しみください。
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スタイル:蜂蜜茶醸酒 - Tea Mead
ABV(アルコール度数):12%
炭酸:あり
内容量:750ml, 500ml
原材料: 蜂蜜(ミャンマー産)、半発酵茶(ウーロンブラック)
甘さ(10段階):3(Semi-Dry)
飲み頃温度:よく冷やして(4-8℃)
ペアリング:鴨のロースト、エスカベッシュ、ドライいちじく