ミードとは
はちみつを主原料とし、発酵させてつくったお酒。リキュールではなく、ビールやワインのような醸造酒です。割らずにそのままお召し上がりいただけます。
人類最古のお酒と称され、1万年以上前からあったという説もあります。
日本ではまだ珍しいですが、欧米諸国を中心に、近年高い注目を浴びているミード。
副原材料として、フルーツやスパイス、植物や穀物など幅広く利用できるところが面白さの秘密。
僕たちがつくる「クラフトミード」では、伝統を重んじつつも、既存の手法にとらわれずさまざまな味わいのミードを生み出しています。
僕たちはミャンマーの蜂蜜を中心に利用し、シーズンによって国産の蜂蜜を使います。また、養蜂もはじめたので、2024年から自分たちで育てた蜂蜜や作物でミードを醸していく予定です。
ミードは甘いのか
蜂蜜のお酒と聞くと「甘い」という感覚を持たれると思います。
ミードは甘いものだけじゃなく、しっかりドライなものや酸味があってすっきりしてるものも存在します。
僕たちは幅広い甘さのミードをつくることで、お酒が好きな人も苦手な人もみんなでわいわいできるような、そんな世界をつくりたいです。
僕たちはミードの甘さを10段階で区切っています。
甘さによってお酒を選ぶ楽しみも伝えていきたいと思っています。
ミードの楽しみかた
ミードはワインと同じようにそのままグラスに注いで楽しみます。
ガスが入っているものはシャンパン同様に冷やして飲んでいただき、スティル(泡なし)なものは常温あるいは少し冷えた状態でお楽しみください。
*裏面に「発泡」と記載してあるものはガス入りです。
ミードは甘いから食事に合わないと思われがちですが、組み合わせによってはワインやビール、日本酒を超える驚きのペアリングができます。
失敗しづらいミードとの王道の組み合わせは、
ミード×チーズ
ミード×燻製料理
ミード×パン
これは世界的にも評価されている組み合わせで、ドライなものも甘いミードもマッチすることが多い例です。
秘蔵っ子の組み合わせは、「ミード×中華」
少し甘辛い味付けの中華が料理が、ミードの雰囲気とぴったり。僕のおすすめはThe Last Supperと四川風麻婆豆腐。しっかり冷やしてどうぞ!