Brewer's Note 〈Osmanthus〉

「金木犀の季節になりました。お庭の金木犀を摘んで香りを閉じ込めたミードはどうでしょうか?」

2024年秋。
ちょうど半年前の今日、滋賀のレストラン「SOWER」からメールが届きました。SOWERとの作品づくりはメキシカンマリーゴールド、桜を使ったミードに次いで、これで3度目。
日本でコラボミードは大人の事情でこれが最後になってしまったかもしれない。

「とにかくゲストをもてなすようにドライでシュワッとしているものを」

リクエストはただ1つ。
SOWERとのコラボミードにはいつも国産の蜂蜜を使っているので、今回も同様にシオミードの塩見さん蜂蜜を採用。
金木犀の香りはみんなが知ってるあの香り。ドライにしても蜂蜜の香りが残るようにみかんの香りがするものをチョイス。

日本の四季を楽しめるボトルがリリース。
どうしてこのタイミングで一般リリースしたのかは大人の事情。

〈野洲→SOWER Garden〉

金木犀のときも同様に「満開になる。来てくれますか?」と。

SOWERからのメールはいつも急だが、今回はこちらも金木犀を別のミードに使う予定があったので準備は万端。
岡田くんとせなちゃんがSOWERチームとただ淡々と花とゴミを分ける作業をしてきてくれました。持って帰ってきた金木犀はサラダにしても美味しいだろうな、と。それくらいキレイな見た目をしてました。

香り抜群の金木犀はさっそくミードに漬け込み、こちらもフィニッシュはバレルで熟成。そして今回はANTELOPEで初めての取り組みである「瓶内二次発酵ミード」へ挑戦。

〈Tasting Note〉
度数は12%。瓶内二次発酵をミードで行うにはとにかく長期間の発酵を進め、糖度をしっかり落とし、過剰発酵しないように経過観察しました。
ビールと比べるととても長い期間の熟成を経て、ガスが付きました。複雑なニュアンスも金木犀の香りをささえて、焼き立てのパンのような雰囲気も出てきました。

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スタイル:Japanse Seasonal Mead
ABV(アルコール度数):12%
炭酸:あり
内容量:750ml (シャンパンボトル)
原材料: 蜂蜜(静岡県浜松産)、金木犀
甘さ(10段階):1(Dry)
飲み頃温度:しっかり冷やして(4-8℃)
ペアリング:季節のグリル野菜、混菜サラダ、白身魚のムニエル

〈Label〉
SOWERの庭に映えた満開の金木犀の花を線画で表現。