Épicesは、チョコレートを使ったミード。ローリエとアニスを加えて、ハーバルでエキゾチックなニュアンスを加えました。
甘いだけじゃない、チョコレートらしすぎない、大人らしくもあり、芯の通った液体です。贈り物はもちろん、頑張った(全然頑張らなくてもいいんだけど)ご褒美につかってくれても嬉しいです⛩️
チョコレートは、京都のフランス菓子とBean To Barのお店「Un Son Doux pâtisserie」さんに制作して頂きました。前回の反省なども踏まえて、実験を繰り返し、りんごのような華やかな香りと酸味が特徴のチョコレートを特別に制作して頂きました。
つやつやになるまでミードと乳化させてからタンクへ投入。
自由に作り、感動するものを。ミードらしさ、ANTELOPEらしさ満点です。
〈Épices〉
京都にオープンするフランス菓子とBean To Barのお店「Un Son Doux pâtisserie」と一緒に作ったチョコレートミードの第二弾。
今回のミード用に何度も試行錯誤したチョコレートを合わせたミードをベースに2種類のミードを作りました。片方は、スターアニスとローリエ。もう片方は生姜とマスタード。甘い香りのあとにローリエの柔らかい薬膳のような雰囲気とチョコがぴったり。
〈相方Mostardaの失踪〉
単品売りは一切ありませんのであしからず。
味わいとしては、マスタード感は強く出ず、生姜のニュアンスが強めにひっぱってくる仕上がりとなりました。糖度感はÉpiceと一緒ですが、マスタードによる粘度があるので少しボディーも分厚く感じます。
〈Tasting Note - Épice〉
度数は6%。チョコレートのりんご、かるく洋梨、柔らかい酸味の特徴をしっかり捉えられるようにしました。いわゆる「チョコ」より、大人な印象だとは思いますが浅いコーヒーが好きな方には喜んでもらえるような気がしています。
合わせたスパイスはアニスとローリエ。エキゾチックな香りを背景に落とし込み、いつも違ってなんかいいな...ってなるような、そんな穏やかで、主張の優しさが広がります。
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スタイル:Chocolate Mead
ABV(アルコール度数):6%
炭酸:なし
内容量:500ml
原材料: ミャンマー産蜂蜜、チョコレート、アニス、ローリエ
甘さ(10段階):6(Semi-Sweet)
飲み頃温度:よく冷やして(4-8℃)
ペアリング:癖のあるチーズ、燻製、熱の入った魚料理
〈Mead making〉
ミャンマー産蜂蜜を使ったミードを仕込み、発酵途中にチョコレートをミードと入念に乳化し、タンク内で熟成。同時にアニスとローリエを漬け込み熟成。再度、もう一度アニスとローリエをお湯で開いてから漬け込み、瓶詰め。