年末に向けたバレルエイジミードをみんなで考えたのは少し暖かさを感じる春のころ。数ある候補の中から選んだのはマンゴー。
宮崎県は西都(さいと)市のスターフルーツカンパニーさんの代表 日髙さんのご縁を大切にする人柄や栽培へのこだわりなどにも惹かれ、最盛期のマンゴーをふんだんに使用させていただきました。
仕込みはバレルエイジミードに興味を持ってくれているファンの方々と一緒に。みなさん、試食した完熟マンゴーの香りと味わいに顔が緩んでおりました。
醗酵を終えて赤ワイン樽に移し、約6カ月間熟成。
寒い時期に南国フルーツというのもあってないような気もしますが、年末年始にこたつに入ってゆっくり飲む絵が浮かびます。
牛乳を少し入れてラッシー風にしても、ホットにしてもよさそう。
〈Tasting Note〉
いつもより濃い目の黄色い色味。黒糖を思い浮かべるような甘い香り、手でグラスを温めると生クリームのような濃厚な香りも香ってくる。
味わいはバレルエイジする前は尖りに尖っていたが、熟成が進むにつれてやわらかな酸と口当たりに変化していきました。
スタイル:Melomel
ABV(アルコール度数):14%
炭酸:なし
内容量:500ml
原材料: ミャンマー産蜂蜜、マンゴー(宮崎県産)
甘さ(10段階):9(Very-Sweet)
飲み頃温度:常温(14-20℃)、あたためても(55-60℃)
〈Mead making〉蜂蜜とマンゴーを混ぜて主発酵。発酵時にもマンゴーをドライホップ。発酵終了直前に赤ワイン樽へ移送。約6カ月熟成。瓶詰め。