夏バテ。
今年の夏も猛暑。そうニュースが流れるだけで、聴きたいですと手を挙げたわけでもないのにニュースが流れてくるだけ、ただそれだけで夏バテになってしまいそうになる。
「ご飯食べないとバテちゃいますよ」
なんておせっかいをやいてくれる人もいないから、自分の体調は自分で整えるしかないわけです。ならばお酒だ。お酒を飲んで元気を出そう。そんな気持ちのみなさまに優しいミードができました。
Jog week
どうしても忙しく動く年齢になってきて、あっという間に過ぎていく一週間。マラソン選手になれる日がくるとは思っていないけど、この速度感はキューちゃんもびっくりだ。たまにはゆっくり過ごしたい一週間があってもいい。そう背中を教えてくれるミードが今回のJog week。ジョギングする一週間がテーマである。
GWにみなさんと一緒に絞った晩柑は少しの柚子と交わって、とっても優しいミードに変身しました。つくり手の雰囲気は味わいに出る、ってよく言うけど、本当に心優しい人たちがオープンハウスに来てくれたんだなとしみじみ。
〈全国⇒野洲〉
"工場を開放するので、みんなで一緒に果物を加工しませんか"
"楽しいので！やりましょう！"
そんなマニフェストを掲げて集客を呼びかけたのが4月のANTELOPEです。岡田くんがどうしても400kgの晩柑を使いたいというのですが、どうにも谷澤とゆうすけだけでは手が足りません。
金髪の主人公がオラに力を分けてくれて、と言わんばかりに谷澤はみなさんに助けを求めました。その結果として全国から心優しいお方が集まり、こうして晩柑を一緒に向いてくれました。素晴らしい時間で、この経験をミードに落とし込もうと一生懸命仕込みました。
〈Tasting Note〉
度数は軽く、少しの残糖。フィニッシュに入れた柚子の優しい酸味がリラックスタイム向き。青く少しスパイシーな匂いは晩柑のフレッシュさ故の産物。初夏、そんな言葉が似合うおだやかで、ゆるい一本です。
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スタイル：Fruited Sour Sparkling Mead / Melomel
ABV（アルコール度数）：4％
炭酸：あり
内容量：500ml
原材料： 晩柑（愛媛宇和島産）蜂蜜、柚子
甘さ（10段階）：6（Semi-Sweet）
飲み頃温度：しっかり冷やして(4-8℃)
〈Mead making〉
晩柑は伝えた通りでみなさんと一緒に仕込みました。果汁は蜂蜜と混ぜて全量発酵。皮はフレッシュな状態でピールにして、冷凍。発酵がフィニッシュする直前に柚子の果汁と一緒に浸漬させました。ビターさの演出をするためにピールをあえて漬け込んだまま火入れ。ちょっぴりとしたアクセントに。
〈Naming〉
気づいたら走り去っていく一週間に、ストップ！と言いたい年頃になりました。みなさんもジョギングするくらいの気持ちで夜を過ごしてもいいんじゃないかと思って、そんな夜に寄り添いたい名前です。