ミードを素敵に楽しめるお店を紹介させて頂く企画。
「ミードの歩き方」
分からない土地を旅するときに頼りにしちゃう本のように、僕たちも聞き馴染みのないお酒の楽しみ方を伝えられるような、そんな企画にしていきたいと思います。ミードの楽しみ方だけじゃなく、お店の素晴らしさや、ペアリングの素敵な例を紹介していきたいと思います。
今日は、名古屋の「CISCO」さん。名古屋市の伏見駅から、栄駅に向かって歩くこと5分。高層ビルが立ち並ぶ中、白地に黒いロゴの暖簾が目を惹くお店「CISCO」。お店に入る前から何かが始まりそうなワクワク感を醸しています。
@cisco_fushimi
1. Access
地下鉄東山線・鶴舞線の伏見駅の3番出口から、歩いて5分のところにあります。目印は白地に黒いロゴの暖簾。
2. History
CISCOは2023年11月にオープンしたお店。ナチュラルワインと並んで、ANTELOPEのミードを取り扱っていただいています。定番のミードを中心に、季節ごとのミードも幅広くラインナップ。
「ミードってなんなんだろう?」
「どんな味わいがするんだろう?」
多くの人が抱く疑問で、なかなか飲むのに勇気がいるもの。
そんな不安をCISCOでは感じません。
まずはテーブルの上に置いてあるミードの説明ポップ。それぞれの味わいについて丁寧に記載されているので、好みの味わいを探せます。
さらにはミードとナチュラルワイン専用のカウンターでの個別カウンセリングを受けれます。普段どんなお酒が好きなのか、どんな食事と合わせているのか、そもそもミードってどんなお酒なのか?とスタッフの方が丁寧に説明してくださるので安心です。
3. Food & Drink
食事のメニューは居酒屋にありそうな、親しみのあるラインナップ。ポテトサラダやアボカドチャンジャ、タコとアボカドのマリネなどがお酒のアテにぴったりなメニューが嬉しい。
1つ1つの盛り付けがおしゃれなので、つい写真を撮らずにはいられません。
ドリンクはミードとナチュラルワインだけでなく、ビールやカクテル、ソフトドリンクも提供されています。
4. How to “Walk”
└ANTELOPEで一番人気の定番ミード「What Churchill Said」とのおすすめペアリングは、「低温豚ロースパルメザン」と「タコとアボカドのマリネ」。単体で飲むと甘やかなWhat Churchill Saidですが、パルメザンチーズとローストポークと一緒に食べるとジュニパーベリーの味わいが引き立ち、まるでジントニックを飲んでいるような印象に。反対にタコとアボカドのマリネでは、ライムの甘みを感じることができ、同じ液体でも合わせるフードによって感じ方が変わるおもしろさを実感しました。
5. Open
月~日、祝日、祝前日: 17:00~23:00 (料理L.O. 22:00 ドリンクL.O. 22:30)
定休日:なし
詳しい営業時間はお店のインスタグラムを参考に。
今回取材させていただいたのは、2024年10月から店長を務める浅沼さん。元々バーテンダーをされており、ずっとミードが好きだったとのこと。ミードへの愛を抱えたまま過ごされていたある日、たまたま求人を見かけCISCOで働くことになったそう。
特に食事とお酒のペアリングがお好きだそうで「これからミードとのペアリングも考えていきたい!」と熱い言葉をいただき、私たちも頑張らないとな、と力を分けてもらいました。
今後も目が離せないCISCO。vol.3で紹介したKINOSHITAと合わせて、名古屋にいらっしゃった際は是非お立ち寄りいただきたいです。
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ちょっとずつミードの”歩き方”を伝えられたら幸いです。次はどのお店に歩こかな。