日本の夏は暑い。これほど発作的にお酒が飲みたくなる季節も珍しいかもしれません。
夏でもミードが飲みたい僕たちが、おすすめする新しいミードの飲み方のすゝめです。

グラスに氷を三つ、四つ。そこへ静かに注ぐと、蜂蜜の香りが冷たい空気に乗って立ちのぼります。夏のミードは、冬のミードとは別の飲みものです。難しいレシピも、特別な道具もいりません。

海の向こうでは、夏こそミードの季節

フィンランドには Simaという、レモン・ハチミツで作る軽い微発泡の伝統的ミードがあり、春〜夏の到来を祝うお祝いに飲む文化があります。ミードはもともと、そういう飲まれ方をしてきた土地の飲みものでもあります。

海外のミーダリーやバーでは、ミードを炭酸やトニック、スピリッツで割るのはごくごく自然な光景です。カクテルをつくるとき、甘いリキュールの代わりにミードを使うという、そんな発想も、すでに定着しつつあります。

今回は、ANTELOPEなりにベストセラーの「SANAGI 4 - Mini」、「SANAGI 8 - Ao」を夏アレンジする方法を紹介します。簡単なので、ぜひお試しください。


ミードベリーニ│SANAGI 4 - Mini × 桃ジュース 

SANAGI 4 Mini は、アルコール度数の軽やかさが持ち味です。氷をたっぷり入れたグラスに、桃のジュース(ネクター)を半分まで注ぐ。そこにゆっくりとMiniを注いであげるだけ。
それだけで、ヴェネツィアの有名カクテル・ベリーニのような、やわらかく甘やかな夏のグラスになります。
(ベリーニはベリーニは、白桃のピューレとスパークリングワインを合わせたイタリア・ヴェネツィア発祥のカクテル。)

比率はお好みで。まずは半々くらいから始めて、その日の気分で寄せていってください。お好みで少しミントやレモンを飾っても爽やか。

ミードトニック│SANAGI 8 - Ao × 氷

SANAGI 8-Ao は、はっきりとした青い香りがあるミードです。余計なものを無理に足す必要がなく、少し背の高いグラスに氷を詰めて、静かに注ぐだけで冷涼感いっぱいになります。

グラスの中で少しずつ氷が溶けていくあいだ、香りは開き、味わいは軽くなっていきます。トニックウォーターで割ったときのような、あの澄んだ清涼感をAoと氷のみで味わえます。酸味が欲しい方は、少しだけライムを絞ってあげると、よりライムの香りが引き立ちます。

お手元のミードで手軽に今夜から

上記のミード以外にも、氷を使って楽しむ簡単なコツがあります。

アルコール度数が8%以下のもの│氷を入れたグラスにみかんジュースや、ぶどうジュースなどの100%ジュースで割ってみると、それだけでフルーツカクテルのようになります。アルコールのトゲがないので、どんなシーンでも、どなたとでも楽しめます。ジュースを注いでから、よく冷やしたミードをゆっくり注ぐのがポイントです。

アルコール度数が8%より高いもの│氷を入れたグラスにゆっくり注ぐだけ。炭酸が入っているものは背の高いグラスに、炭酸が入ってないものはロックグラスに大きめの氷と一緒に。もっと楽しんでみたい方は、そこに焼酎やジンなど好きな蒸留酒を少しだけ足してあげると蜂蜜の香りだけじゃなく、蒸留酒の色んな香りが大きく広がります。

ミードは、氷で薄まってもなお、蜂蜜そのものの香りが残りやすいです。割っても崩れづらいです。難しく考えず、今日の夜にでも。