浜松市で採れた、塩見さんの初夏の蜂蜜と、同じ地で渥美さんが丹精込めて育てた釜炒り茶。この二つの恵みを静かに合わせ、自然発酵の流れに身を委ね、木樽でゆっくりと熟成させました。

液体は濃い黄金色に輝き、茶葉由来の香ばしさ、蜂蜜の瑞々しい果実感が重なります。渥美さんが目指す“人の感性で完成する農業”の思想が、蜂蜜茶醸酒という形で表現できました。

〈野洲→浜松←東京〉

その日も雨が降っていました。

蜂蜜とお茶を使った蜂蜜茶醸酒を作るときに農家さんへ挨拶へ行きますが、毎回雨が振ります。野洲と東京からそれぞれ浜松に集合し、浜松でお茶をされているハレルヤの渥美さんのもとへ伺いました。

渥美さんは地域の色を大切にして、有機栽培でお茶を栽培されています。

話を聞き、5、6種類のお茶をWacasuのみなさんと一緒に飲み、どれを使いたいかと相談しました。一番癖があって、もっとも味わいの想像がつかなかった「風春(ふうしゅん)」という品種を選びました。 中でも風春は釜炒り茶ということで、独特の香ばしさもあり、塩見さんの蜂蜜とどのように掛け合わさるのか非常に楽しみでした。

結果は、僕達の想像を超える仕上がりになりました。 こんなにきれいな自然発酵の液体を作れるのか自信がありません。 お茶由来のアミノ酸のみを栄養素として活用し、アルコール度数を15%まで高め、木樽で熟成を取りました。

美しいの一言です。亜硫酸ももちろん無添加です。 時間とともにゆっくり変容していく様子を愛でてほしいです。


  • スタイル:茶醸酒
  • ABV(アルコール度数):15%
  • 炭酸:なし
  • 内容量:500ml
  • 原材料:国産ハチミツ、緑茶
  • 甘さ(10段階):3(Semi-Dry)
  • 飲み頃温度:常温(冷やしすぎない)