LOHEとANTELOPEの出会いは一通のメールからでした。

「世界トップクラスのコーヒー豆を使って、とびきり美味しいコーヒーミードをつくっていただけないでしょうか」

それまでOEMを請け負うことはほとんどなくて、興味もなかったのですが、このメールにだけは異様に惹かれてしまって「やってみたいです」と返事をしてしまいました。

そこから半年ほど、LOHEチームと何度も試作を繰り返しました。研究開発から半年ほどをかけてようやく1作目のコーヒーミードが完成しました。

今回のミードに合わせるコーヒーは何度も細かい実験を重ねて選びました。

Ethiopia Guji Uraga - エチオピア・グジウラガ

エチオピアの名産地グジ地方ウラガ地区で育まれた特別なコーヒー豆。標高2,000mを超える高地で育てられたこの豆は、自然豊かな環境が生む複雑で魅惑的な味わいが特徴です。

最初の一口で感じるのは、熟したチェリーとピーチのような甘く華やかな果実感。その後、冷めてくるとマンダリンオレンジのジューシーで爽やかな酸味が顔をのぞかせ、フレーバーの広がりを楽しませてくれます。飲み終わりには、カカオを思わせるほのかなビター感と、ブラックティーのような上品で心地よい余韻が残りました。

発酵との相性もよく、相乗効果でコーヒーの香りが豊かになりました。