奈良の青木さんのいちごを使ったミードは2種類作ろうと当初から計画していました。1つは甘酸っぱいイチゴの「らしさ」を全面に押し出したミード。これがkotokatokaでした。
もう1つは、青木さんのイチゴのポテンシャルを活かし、バレルエイジのミードでした。バニラのような香りがするバーボンバレルでイチゴといっしょに熟成させたミードに、最後にもう少しだけイチゴを加えてステンレスタンクで少し時間を置きました。
〈 kotokatoka - deep affection - 〉
青木さんのイチゴに対する深い愛情をなるべくそのまま、なるべくそのまま抽出しようと心がけた作品です。affectionは愛情。loveほど燃えるようで、一過性のものじゃなくて、もっとじんわりと芯の通った愛情。青い炎。
クリスマスに向けて出せるように計画してきて、それが実って本当に良かったです。甘みは強くつけすぎず、自然な甘みを意識しました。べっとり甘いくらいでも絶対美味しかったけど、それはなんかloveっぽいからやめました。
とっても良いです。9cs限定です。
〈Like → Affection〉
〈Tasting Note〉
度数は14%。イチゴらしい香りの後ろにバニラ、ショートケーキ、蜜感。おちつく甘さと、余韻の長い素晴らしい酸味。透き通った赤い色。全てイチゴからの産物。できれば常温。40℃くらいにあたためても。
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スタイル:Barrel Aged Melomel
ABV(アルコール度数):14%
炭酸:なし
内容量:500ml
原材料: 蜂蜜(ミャンマー産)、イチゴ
甘さ(10段階):8(Sweet)
飲み頃温度:セラー~常温(12-18℃) or あっためて(40-55℃)
ペアリング:クッキー、チョコレート、癖の少ないスモークチーズ
〈Mead making〉
イチゴと蜂蜜を一緒に発酵させて、終了間際にバーボンバレルでイチゴとともに熟成。6ヶ月以上の熟成を経て、バレルから引き抜き。イチゴと蜂蜜を再度追加してフィニッシュ。火入れは行わずに瓶詰め。