こんにちはANTELOPEの岡田です。

11月。木の葉が色づくのを感じる頃、宇和島にはみかん収穫の最盛期が訪れていました。

毎年お世話になっている柑橘農家の宮本さんのもとへ、収穫のお手伝いとインタビューをかねて行ってまいりました。


宮本さんとの出会い

宮本さんと初めてお会いしたのは今から3年ほど前でしょうか。

ブラッドオレンジを使ってみたい、でもなんとなく日本では作ってなさそうだなぁなんて思いながらネットの海をサーフィンしていると5ページ目ぐらいに「宮本農園」のウェブサイトが。

これはすぐに連絡しないとと思って電話してみたのですが、蜂蜜のお酒を作りたい?一度見にいきたい?と言われたことが宮本さんにとっては初めてのことだったらしくかなり警戒していたそうです。

それでもあまりに僕がしつこいのでついに宮本さんの農園に呼んでいただけることになりました。

「詐欺じゃなくてよかったよ」と笑いながら言われたのが最初の出会いでした。


宮本さんに聞いてみた「仕事に対する愛ってなんですか?」

「難しいね・・・。美味しい柑橘を作りたいという一心で一年一年頑張ってるだけかな。愛とかじゃなく、覚悟かもしれない。」

愛ではなく覚悟。

何をしなくても美味しい柑橘が作れるかもしれない、でもどんなに暑い日も体が痛くて動けない日も柑橘に手をかけてやることがあればとことん手をかける。

その姿はまさに宮本さんの覚悟を表しているように思えた。

一緒にみかんの収穫をしていると、職人気質というよりは茶目っ気たっぷりな宮本さんはまわりを和やかに楽しい雰囲気にしてくれる。みかん畑にみんなの笑い声が響く。

きっとこんな声を聞いているからみかんも美味しくなるんだろう。そう思った。

たとえ宮本さんが愛とは思っていなくても、みかんにはたっぷりの愛情が降り注いでいた。