夏といえばスイカ、雲、線香花火に、家族。
なんでも略せばいいってわけじゃないし、歳を重ねる度に正しい言葉を使える大人になりたいなと思っているけど、これだけは便利で使っちゃう。
エモい。
エモいミードが造りたくて、もう一回スイカを使ったミードを作りました。
〈熊本⇒野洲〉
佑介の地元は熊本。熊本のスイカは美味しい。佑介が挨拶にいった榎農園さんと、一緒に映る佑介の顔が美味しいの物語っています。
スイカは旬を過ぎているとのことでしたが、どうしてももう一回使いたくて、無理を承知で追加で収穫していただきました。
味が抜けてると農家さんは言いますが、ぜんぜんそんなことはなくて、しっかりスイカの味がします。それを手絞りでジュースにして、八朔の果汁と、セロリと一緒に少し煮込んで発酵タンクへ。
瓜の香りと、セロリの香りに、柑橘を発酵させたときの香りを合わせてみました。ミネラルを感じる味わいで、野菜や海鮮と一緒にどうぞ。
〈Tasting Note〉
度数は8%、少しだけ白濁した薄い黄色の液体が既にエモい。海のミネラルにレモンのような柑橘の香り。透き通るようなきれいな酸味にスイカとセロリの青い匂いが鼻を抜けていきます。しっかり冷やしてどうぞ。
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スタイル:Speciality Summer Mead
ABV(アルコール度数): 8%
炭酸:あり
内容量:500ml
原材料: 蜂蜜(ミャンマー産ひまわり)、八朔、すいか、セロリ、塩
甘さ(10段階):3(Semi Dry)
飲み頃温度:しっかり冷やして(4-8℃)
ペアリング:冷製スープ、カルパッチョ、岩牡蠣
〈Mead making〉
スイカを手絞りし、八朔とセロリと一緒に蜂蜜に投入して少しだけ煮込みました。冷却して発酵タンクへ。
主発酵が終わってから貯酒を取り、火入れ後に瓶詰め。
〈Naming&Label〉
夏の終わりのサンセット。思い出に浸りながらエモい気持ちになってもらいたいなって思います。
大切な人や物に囲まれたあのひと夏とともに、きっと忘れられない一杯に。