去年ってこんなに暑かったっけ？
と懐かしむ、というよりもう一つの怒りをぶつけるかの如く口ずさんでしまう日々がやってきました。
みなさまはもうスイカは食べましたか🍉
僕たちは一番早いスイカを食べました！熊本出身のゆうすけが初めてレシピを書いたミードで、先輩のおかだくんがつきっきりでずっとフォローしていました。
スイカ農家さんも自分で探し、天草の塩屋さんにも自分たちで見学に行き、想いを感じて、それぞれの材料を軽バンに積んで帰ってきました。
初めてミードのレシピを書くゆうすけと、初めての後輩の仕込みをサポートする岡田くん。二人の力はどこまで伸びたのでしょうか。
〈熊本⇒野洲〉
ゆうすけの生まれ故郷である熊本の素材を使いたい、というゆうすけらしい素直な気持ち。最初は柑橘系を使うのかな、でももうシーズン過ぎてるしなと思っていたらまさかのスイカ。
ビールの世界ではよく塩と合わせてゴーゼスタイルに用いられることのあるスイカ。ミードでも乳酸発酵させるのかなと思っていたら、シンプルに発酵させてスイカの味わいを主張する作りにしたいと。
たぶんきっと熊本のスイカ農家さんや塩屋さんと良い時間を過ごしたんだなって。それならそれでいこうかと。
酒の作りには人柄が出ると言われます。ゆうすけの想いはいかに。
Check.
〈Tasting Note〉
度数は8%強と現代的な感じに。入口からスイカの匂いが溢れていて、キュウリとも違うしっかりとしたスイカの特徴を上手に引き出しています。アタックは甘みがあり、酸味は少なめ。フィニッシュにパンのようなアフターが続くのはスイカの食感を意識しての作り。考え込んだ作りに表現力がくっついてくるかが最大の勝負。
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スタイル：Fruited Sour Sparkling Mead / Melomel
ABV（アルコール度数）：8％
炭酸：あり
内容量：500ml
原材料： スイカ（熊本産）蜂蜜、塩(天草産)
甘さ（10段階）：5（Semi-Sweet）
飲み頃温度：しっかり冷やして(4-8℃)
ペアリング：ビスケット、パン、カレー、エスニック、BBQ
〈Mead making〉
スイカは果汁を種と切り離して、蜂蜜と塩と混ぜて主発酵。発酵の様子を見ながら塩をちょっとずつ添加。果肉の澱引きに長時間かけて、フィニッシュ。
〈Naming〉
ゆうすけから最初に提案された名前は、"Summer Melody"。
ど真ん中すぎるからもうちょっとくすっとできる感じにしたいなと思って、夏メロディーと懐メロをかけて、なつメロに。
いよいよ今夏が始まる…そんなワクワク感と、なつメロの名の通り少しノスタルジックな雰囲気を想像しながらデザイン。