Deepseek - Honeyは僕達が最初に挑戦したバーボンバレルエイジミードでした。単価も高く、いろんな挑戦があった戦友です。
「定番商品として置いてほしい」
と各所のバーや酒販店様に言われたことをきっかけにたくさんバーボンバレルを輸入したりしてみました。熟成の度合いがまちまちだったりで、なかなか安定的な生産にはならないのですが。
今回は1つを赤ワイン樽で熟成させていました。バーボンバレル特有のバターのような香りがないので、Deepseekらしさがどう変化するのか楽しみでした。
とてもアーシーでスパイシーで、力強さや木の年齢すら感じてしまう仕上がりになりました。これ以上の熟成は酸化を進めてしまうだけのような気がしたので、ここでフィニッシュ。甘み、ボディー感はすべてそのままで、外に纏っているオーラだけ全く異なる感じに。
〈フランス→野洲〉
使用した蜂蜜はミャンマー産。使用したバレルはフランスの赤ワインが入っていたもの。フランスのどこかまでは分からないという悲しいバレル貧困国な日本。それでもバレルはきちんとバレル。
隙間が大きいのか漏れはないが酸化熟成していく速度がバーボンよりも少し早い印象です。
〈Tasting Note〉
度数は14%。立ち上がりから時間の経過を感じるアロマがします。決してネガティブな印象ではなく、木そのものの香りだったり、熟成の長いウィスキーのような印象を受けます。少しスパイシーさが強く、ボディーも厚め。常温でゆっくりと飲んでいただければと。
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スタイル:Traditional Barrel Aged Mead
ABV(アルコール度数):14%
炭酸:なし
内容量:500ml
原材料: 蜂蜜(ミャンマー産)
甘さ(10段階):9(Sweet)
飲み頃温度:常温(12-24℃)
ペアリング:ブラックペッパーの入ったチーズ、レーズン、ダークチョコレート
〈Mead making〉
ミャンマー産蜂蜜と水を混ぜて酵母添加。主発酵が終わり次第、赤ワインバレルで熟成。ピークと判断したところで瓶詰め。