オリジナルの包装紙
イギリス発祥のスコーンを食べるときは
なんだかお上品になってしまうもの。
昔、お菓子を作る絵本が無性に好きでした。
いろんな茶色のお菓子を見て、香りを想像したっけ。
私のお気に入りはスコーン。素朴な小麦とバターの匂いを想像するのが1番優しかったからだと思います。
theta θでスコーンを作るようになってから、スコーンの重み、質感、香りは人を幸せにするんだと実感しました。いつかこの子に合う、包装紙を作りたいと寝かしていた気持ち。やっと叶いました。
パンを焼いてくれているあかりさんのレシピは、
長女のアンちゃんも大好きな味。
この物語は名犬シータの大冒険のお話.
theta θの定番『ハニーバタースコーン』をオリジナルストーリーが印字された、包み紙でお届けします𓍼
I story I
ある寒い朝。子犬のシータの大冒険が始まりました。
そう、今日はバレンタインの日。いつも沢山の愛を注いでくれるアンに、なにかプレゼントが贈りたくて、計画をしていたのです。いつもの散歩道にある良い香りがするパン屋さん。そこに行けば、美味しいパンをもらえるのを彼は知っていました。”早くしないと、アンが起きてしまう。”
シータは駆け足でパンをもらいに行きました。パンの香りを目印に、歩いていくと、ほら。焼き立てのパンの香りと人の笑い声が聞こえてきました。-「こんにちは!あら。」シータを見るなり、アンがいつも買うパンを、お店の人がかごいっぱいに入れてくれました。あとはお家に帰るだけ。気持ちよさそうに寝ているアン。 “おはよう、アン”
目を覚ましたアンは、目をキラキラさせてシータをぎゅっと抱きしめて言いました。
「 ハッピーバレンタイン ! 」
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One cold morning. The big adventure of puppy Theta began. Yes, today is Valentine’s Day. He wanted to give a present to An, who always showers so much love on him, so he was planning it. There was a bakery with a nice smell on his usual walk. He knew that if he went there, he could get delicious bread. If he didn’t hurry, An would wake up. Theta ran to get the bread. He walked along, using the smell of bread as a guide, and there you see. He could smell the freshly baked bread and hear people laughing. “Hello! Oh.” As soon as he saw Theta, the shopkeeper put a basket full of bread that An always buys. All that was left was to go home. An was sleeping comfortably. “Good morning, An.” An woke up and hugged Theta tightly with sparkling eyes and said,
“Happy Valentine’s Day !”