オハイオ州のミーダリー 『Brother Drake Meadery』を訪ねて

こんにちは!ANTELOPEのせなです!
もう10月も半ば。仕事終わりに飲むキンッキンッに冷えたビールもやはりおいしいですが、そろそろ熱燗や常温で飲めるお酒も恋しくなってきましたね。なぜだか今年は一段と早かった気がします。

 

少しだけ私の話をしますが、私は大のビール好きで、年がら年中ビールを飲んでいます。仕事で嫌なことがあっても、「今日はビールを飲むんだ!」と言い聞かせると、頑張れたりします。ビールが好きな理由は、挙げ出すとキリがないですが、1番は飽きがこないところです。100種類以上のスタイル(注1)があり、また各ブルワリーさんごとで味の特徴に違いがあるので、その分さまざまな味わいを楽しめるのです。自分の体調によっても感じる味わいが違ったりするので、毎日新しい味に出会えることがとても楽しいです。

(注1)スタイルとは、異なる銘柄を作り方や使用する原材料、あるいはアルコール度数などによって一定のグループにまとめたものです。

 

そんな私はついに、ANTELOPEと出会い、ミードという新しいお酒の世界を知ってしまいました・・・!ミードは合わせる副原材料によって、味が変化するとても面白いお酒です。まさに味の夢が詰まったお酒で、飽きがきてしまう未来は想像できません。そんな夢が詰まったミードの世界を知ったものの、まだまだ私もミード1年生。世界にはたくさんのミードが存在しているので、これから出来るだけ多くのミードを味わって、ミードの魅力をお伝えできればなと思っています!
現在私はアメリカに住んでいるので、まずはアメリカのミードを中心に味わっていきたいと思っています。

 

第1弾となる今回は、オハイオ州にあるクラフトミード醸造所、Brothers Drake Meadery(ブラザーズ・ドレイク・ミーダリー)を訪ねました。

このミーダリーは、2007年にオハイオ州の州都コロンバスの都市ワージントンに設立されました。名前の由来は、ドレイク兄弟が、家庭用の醸造キットが簡単に手に入るようになる前に、ミードを作っていたことにちなんでいます。地元での生産にこだわり、地元のアーティストやミュージシャン、そしてスタッフのサポートを大切にし、持続可能なビジネスを続けてこられました。現在ではアメリカのミーダリーの中でも主要プレイヤーのポジションにいます。
余談ですが、実はアメリカではクラフトミード市場は激アツなんです。Brothers Drake Meadery設立当初の2007年には、アメリカ国内のミーダリーは40軒もなかったようですが、2017年には3-4日に1軒ミーダリーがオープンするほどの活況を見せています。

 

Brothers Drake Meadery

 

店内に入ると、壁に大きなメニュー表が!なんとこれ全てミードの商品名なんです。この日は16種類のものミードが名を連ねています。どのミードを飲もうか迷ってしまいます。

 

Brother Drake Meadery内観

 

 

価格はグラス1杯につき6ドル〜8ドル、ボトルで注文すると20ドル〜30ドル。どのミードにすればいいか分からず、おろおろしていたところスタッフの方が、初めてなのであればいろいろ試してみれば!と、15ドルの5種類の飲み比べセットをおすすめしてくださいました。とても気さくで優しい店員さん。なんと鬼滅の刃が大好きなようで、マスクもTシャツも鬼滅の刃のキャラクターがプリントされていました。
カウンターで注文をして席について待っていると、ミードが運ばれてきました。

 

せなとミード

 

ミードは蜂蜜を原料にしているお酒なので、蜂蜜を彷彿とさせるような黄色〜オレンジ色ばかりだと思っていたのですが、なんと真っ赤なミードも混ざっていました!味覚はもちろんですが、視覚でも楽しませてくれるミード、さすがです。

 

ミード5種

 

左から、

1.WILD OHIO(ワイルド オハイオ)

2.GINGER VERVE(ジンジャー ヴァーヴ)

3.BLUEBERRY YUM YUM(ブルーベリー ヤムヤム)

4.BATTLE AXE(バトル アクセ)

5.APPLE PIE(アップルパイ)

という名前のミード。すべて炭酸は入っておらず、少し冷たいくらいの温度感で提供していただきました。どれもとっても美味しかったのですが、いったいどんな味わいだったのか、やざわっちの「はじめてのクラフトミード講座 Vol.2 クラフトミードとは?」で勉強した知識を交えながら、お話ししたいと思います!

 

1.WILD OHIO(ワイルド オハイオ)

蜂蜜と水と酵母だけで作られたトラディショナルなミード。蜂蜜の甘さが口いっぱいに広がるんだろうなと思って飲んだところ、甘さはかなり控え目でした!匂いを嗅ぐと、蜂蜜の香りが少ししましたが、食中酒としても十分楽しめそうなスッキリとした味わいでした。

 

2.GINGER VERVE(ジンジャー ヴァーヴ)

ジンジャーやカモミールなどのスパイスと蜂蜜と水と酵母で作られたミード。スパイスを使ったミードなので、スタイルの名前はメシグリン!ジンジャーの味がするかなと思いきや、なんとなくハーブのような草っぽい味わいがしました。味の濃い料理を食べた後のお口直しに飲みたいミード。

 

3.BLUEBERRY YUM YUM(ブルーベリー ヤムヤム)

ブルーベリーと蜂蜜と水と酵母で作られたミード。フルーツを使ったミードなのでスタイルの名前はメロメール!ブルーベリーの味がするのかと思いきや、そこまでブルーベリーの味は濃くなく、バランスの取れた甘さがしました。こちらは、チーズなどのおつまみと一緒に軽く飲みたいです。

 

4.BATTLE AXE(バトル アクセ)

クランベリーとジュニパーベリーとバニラ、そして蜂蜜と水と酵母で作られたミード。ジンの香りのもとであるジュニパーベリーのおかげで、まるでジンで作ったカクテルのような味わいでした。クランベリーとバニラの効果で、甘さもしっかりあったので、デザートワインとしても楽しめそう。

 

5.APPLE PIE(アップルパイ)

りんごサイダーとシナモン・ナツメグ・クローブなどのスパイスと、蜂蜜と水と酵母で作られたミード。名前の通り、このミードを飲んだ後に口に広がる風味は完全にアップルパイでした!こちらもデザートワインとしても楽しめそうですし、味の対比ということでスパイシーな料理に合わせても面白いと思いました!

 

ひとくちにミードと言っても、これだけ味わいに幅があるなんて、なんとも末恐ろしいお酒だ・・・!率直にそう思ってしまうほど、全て味が違って、とっても面白かったです。中でも5. APPLE PIE(アップルパイ)は、合わせる副原材料や製法によって味が変化することをわかりやすく教えてくれたので、とても興味深いミードだと思いました。

 

ミード陳列棚

 

 

販売コーナーがあったので、1番感動したアップルパイミードと、お肉とのペアリングに良いとやざわっちが言っていたサイザーを購入しました。またどんな味わいだったかレポートしますね!

 

地のものを使い、地元の人々に支えらているブラザーズ・ドレーク・ミーダリー。なんだかちょっとANTELOPEとかぶって、ANTELOPEもこれから先、地元の方に愛されるミーダリーになれたらいいなあ、なんて思いました。

 

それにしても、しゅんさんとやざわっちがクラフトミードを作りたい!と熱狂した理由を垣間見ることができて、とても有意義な1日でした。ANTELOPEでもこれからどんどん新しい味わいを表現して、この驚きを皆さまにもお届けしていきますね。私もまだまだミード1年生なので、これから一緒に楽しみましょう!

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